皆さん、遠出して旅行した際、目的地以外の駅に行ってみたい、と思ったことはありませんか?
大都市でお土産を買ったり、お昼や夕食を食べたり、それができるだけ安くできたらいいなと思いませんか?
今回はそんなシステムである途中下車について説明していきます。
ますは、改めて途中下車とは何かを説明していきます。
乗車券の区間内で、旅行の途中に駅で一度改札の外に出ることです。途中で駅を出て、ご飯を店で食べることやお土産を改札の外でも買うことができます。
ただし、そのための条件が複数設けられています。
途中下車ができる条件は、以下の通りです。
1.基本100km以上離れている(経由する)場所へ行く際に使えます。
2.発着点と終着点が東京近郊区間(〇〇近郊区間)に位置する場合は使えない。
ただし、新幹線を経由する乗車券を買えば近郊区間ルールを無視して途中下車ができます。(「乗車券(幹)」となってれば途中下車不可が記載されない)

近郊区間場所についてはJRサイト参照してください。
3.新幹線を利用する区間での途中下車はできないです。(宇都宮から東京行き新幹線切符で大宮まで新幹線で行っての途中下車は不可)

4.切符でしか途中下車はできない。(suica等はNG、えきねっとで買う際は切符にすること)
5.途中下車の後戻りはできない。
以上になります。条件を満たせず、途中下車ができない場合は切符に途中下車不可と記載されます。
補足としては2の近郊区間の内容に関してですが、電車に乗る際に遅延だったり場合によってはルート変更する必要が出る場合があります。
その時にどんなルートで行っても最短距離で行ける値段にしてあげますよーというのが近郊区間になります。

デメリットとしては今回の途中下車に関して近郊区間内で完結する場合は途中下車させない仕組みとなっています。
つまり、わざわざ長いルートを通って途中で降りて遊んで、自分の最寄り駅の隣を目的地とすればめちゃめちゃ安く遊びに行けるじゃん!
というルールをまかり通らなくするためにあります。

山手線で隣の駅まで逆回り+ルート変更も加えて100km達成!が複雑な東京では出来てしまいます。
鉄道も企業としてあるのでやりたい放題というわけにはいかないです。
というわけで例を出してみると、
宇都宮から熱海までの「乗車券(幹)」と記載されている切符を買えば途中下車が記載されておらず、東京駅や横浜駅で降りて散策できます!

最近カメノクが行った東京ディズニーランドの帰り道に東京駅へ途中下車でよってきました。
皆さんもお得な制度を使いこなして楽しい旅行をしてみましょう!