


完走した感想ですが・・・とにかく難しい!と感じました。特に理由は3つほどあります。
① 育成できる章が少なすぎる
2部では「闘技場」での育成チャンスが限られていて、序盤(3章・5章)を逃すと、次に出てくるのはなんと15章までありません。

敵が無限に湧く場所もなく、稼ぎプレイが難しいです。
とはいえ、5章までに強い魔法ユニットやクラスチェンジアイテムが揃うので、準備すれば何とかなる余地はあります。
「ここで育てろ」と言わんばかりの配置になってますね。
② グッドエンド条件がシビアすぎる
本作でグッドエンディングを見るには、「星のかけら」を全て集めなければいけません。

これが厄介で、宝箱に入っていたり、盗賊が持っていたりと、回収が大変です。
特に盗賊はそのままマップ外へ逃げてしまうこともあり、逃げられると即バッドエンドルート確定になります。章の初めからやり直さないといけないです。

足の速い飛行ユニットを初期配置から動かして、速攻で倒す必要があるなど、予備知識なしだと厳しい条件です。
③ 後方からの敵襲のマップが多々ある
中盤では、自軍の後方から敵が突如現れるマップが出てきます。

とにかく進もうと前線を押し上げていくと前方の敵が回り込み、弱いけど重要キャラがやられてしまうことも。
特定の敵を倒すと仲間が加入しなくなる、かけらが取れなくなる、なんてケースもあり追われながらの進軍は頭を悩ませました。
●まとめ:歯ごたえあるけど良作!
じっくり考えて育成し、各マップのギミックに対応していく感覚はまさに「マルス王子の苦戦を自分も体験してる」感じで、しっかり楽しめます!
でも正直、初めてSRPGを遊ぶ人にはあまりおすすめできません。
「新・紋章の謎」から追加されたカジュアルモードや難易度選択など最近の作品の方が遊びやすいです。
シリーズに興味を持った人は、switchで発売されている「風花雪月」「エンゲージ」などから入ってみるのも良いと思います。
戦争というシビアな世界観の中で、個性豊かなユニットたちを育成していくSRPG。
歯ごたえのあるゲームを探している人には、間違いなく刺さる一本でした!
