新社会人が出る季節のため、こんな記事にしていきます。
質問です。
あなたは、15日分の自由な時間か56万2500円
どちらが欲しいでしょうか?
これはどういうことかというと、
残業をするかしないかを言い換えたものになります。
これは極端な答えであり、
実際は自由な時間とお金の割合が変化するのと自由じゃない時間(仕事)の質は人それぞれになるため、理論的な話にはなります。
残業に関しての一つの考え方ととらえていただければ幸いです。
まず、時間とお金の計算方法です。
なぜ15日分と56万2500円を対等にしたかを説明します。

このモデルは22歳大卒の暫定的な月収20万を元に計算しております。
大卒20万は月20日出勤したとき、時給は1,250円となります。
・大卒20万=時給1,250円(月20日出勤)・・・(1)
(1)に対して、一般的な残業の規定より残業は時給の1.25倍と置くと
残業時の時給は1562.5円になります。
・残業時の時給(1.25倍)1562.5円=1250×1.25・・・(2)
残業の限度時間は36協定を順守している場合、年間で360時間になります。
これを(2)でかけることにより、56万2500円という数字が生まれます。
・年残業360時間(36協定順守)562,500円=360×1562.5・・・(3)
というわけで時給1562.5円のレートで計算した結果、
15日分(360時間)=56万2500円という等式が生まれるわけです。
QED. 証明終了。
出したのはあくまで大卒初年度のレートで長く勤めている正社員とかはレートが1700円とか2000円とかになっていると思います。
ちなみに月残業は30時間で46875円になります。
続いては残業の質に関してです。
残業というのは当然ながら通常の業務の後にプラスして働く必要があります。
その分賃金は割増し(1.25倍)になっているからですね。
これにより体の疲れの溜まりやすさは大きくなりやすいです。
また、仕事に向き合う時間がふえるために現仕事に対して悪感情(やっててきつい、つらい)を感じるのが多いならばさらに苦痛の時間が増え、良い感情(やってて楽しい)を持てるならば大きなことを達成することにつながります。

つまり、仕事の感じ方や時間延長が自身に合うかが重要になってくるのです。
仕事が残っているからととにかく残業しようとすると無理を続けることとなり
結果として体の不調が発生し、今後の人生に大きく影響が出ることになります。
最後は残業のメリット・デメリットです。
一番大きなメリットとしては自由に使えるお金が増える。という点ですね。
ゆくゆくは家族を作り、家や車を買ったり、子供を育てる教育費に使ったり
旅行やおいしいものを食べたりとお金を使える幅を増やすことになります。

他にも昇進することにつながる(より多くのお金を得るチャンスにつながる)ことや実務経験を多く得ること、会社の人とのつながりを増やせる等があります。

逆に一番大きなデメリットは自由に使える時間が減る点です。
家族との触れ合う時間や体力回復する時間、趣味やほかの体験へ向けられる時間が減ります。

他にも心身への負担が大きくなり、体調を崩す要因になります。
体調を崩したことにより、ミス・災害を引き起こし業務が回らなくなることや
メンタルが病んで勤め続けられなくなることにつながります。
というわけで残業についての考えを書かせていただきました。

私は就業中に全力を出して疲れやすい傾向があり、生活もお金を節約して使う(旅行はあまり行かない)タイプのため
残業は基本しないという方針を取っています。(上司には相談済)
残業をする際は仕事が残っているからとにかくやる!だけのスタンスでなく
時間換算と質を考慮した上でリフレッシュする時間を設けることで、
自身にも会社にも有意義な結果を出るように働いていきましょう。
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