冬、湿度が下がる季節。
梅雨、湿度が高くなる季節。
湿度が変化するとどのような影響があるのかをなんとなくでしかわかっていませんか?
今回は湿度に関しての解説させていただきます。
まずは湿度そのものについてです。
湿度とは「空気が蓄えることができる水分」の割合のことです。
皆さんがニュースとかでよく見る湿度は相対湿度と呼ばれます。相対ということは夏場、冬場で空気が蓄えられる水分量が異なります。
例えばコップ(蓄えられる量)に水を入れて水の割合を湿度とする場合、夏場と冬場でそもそもコップの大きさが違うのですね。
冬場の湿度70%と夏場の湿度30%で水の水分量が同じ、ということが起こり得るのが相対湿度になります。
この時の水分量に関しては絶対湿度と呼ばれ、何g含んでいるかになる。
つまり、夏場の高い湿度では多量の水分を含んでおり、熱が非常に逃げにくく、カビが活性化しやすくなります。
一方、冬場の低い湿度では水分が生き物の体から出ていきやすく、肌の乾燥やウイルスの活発化、熱の放出が起こりやすくなります。
相対湿度が使われる理由としては季節に合わせた生き物の過ごしやすい環境を表すことができるからです。
約50〜60%にすれば過ごしやすい環境になります。40%以下でウイルスの繁栄が起こり、90%以上でカビの発生が起こります。
続いて日本の湿度の傾向についてです。
日本の、と書いてある通りで国の違いにより湿度が常に高い場所、逆に常に低い場所があったりします。
湿度が低いのは11月〜翌年5月にかけて最小湿度が10~20%台が多くなります。
一方、湿度が高いのは6月から〜9月までこちらは平均湿度が70~75%と高い状態になります。
つまり夏場は水分いっぱい!、冬場は水がなく乾燥しまくり!ってことになります。
最後に湿度の調整方法についてです。
湿度を55%前後にすれば良い!とはいったもののそう簡単にはできないです。
基本的に機械の力を使うことになるでしょう。
湿度を下げる方法の代表例はエアコン、換気扇、除湿機が挙げられます。湿度が低い環境へ逃がしてあげたり、水蒸気から水を抽出して空気だけにしてあげることで湿度を下げていきます。
特に注意して欲しいのはエアコンです。冬場などの寒い季節において部屋を温めるエアコンですが、同時に湿度を下げる働きをしております。あったかいからと湿度管理を怠ると風邪をひきやすい環境になります。
一方、湿度を上げる方法は加湿器、空気清浄機、洗濯などがあります。要は空気中へ水を撒けるようにする必要があります。
加湿を行える機器の注意点としまして塩素が溜まりやすいという点があります。主に加熱部分に塩素が溜まり、こびりついてしまいます。これにより噴射部分の塞がりや熱伝導の悪化が発生します。なのでこちらも定期的な掃除やフィルターの交換が必要となります。
といった感じで湿度について紹介させていただきました。
カメノクとしての過ごしやすい環境づくりとしては、夏場はエアコンを使うことで蒸し蒸しした湿度と温度をへらし、冬場は加湿器+暖房機で乾燥と寒さを無くすことで快適にできると思います。
以下が商品例になります。部屋の大きさに応じて強さを変えるようにしましょう!
自動調整機能をつけたい場合はSwitch botも便利です。