ここからネタバレありです。
見る前の心境
リメイクということで旧作の内容をざっくりながらも知っていました。
漫画で海底人が出ることが描写されていたり、他のゲームでも海底鬼岩城を題材としたパートがあったりとして、バギーちゃんの特攻で倒すのは知ってたので大きな感動・悲しみ等はそこまでなかったです。


ですが、どういう話か明確に見るという点では楽しく見れました。以下に良かった点とイマイチに感じた点を書いていきます。
良かった点
・海底魚の描写が非常に増えていた。
本作品のリメイクの良さは主にこの部分に集約されていると感じました。

下準備パートとドライブパート、キャンプパートの際にとにかく魚が描写されて海の中という描写で楽しませてくれました。
旧作ではドライブ時の深海魚を見た程度で背景も青塗りの空という昭和特有の簡易的なもののため海の探検感があまりなかったです。
なので水中探索を楽しめるビジュアルを新映画で堪能できます。
・バギーちゃんの描写の増加
旧作でバギーちゃんの登場が移動及び海底人との接触のみでした。

新作ではのび太との同行を行なっており、仲良くなって優しい人間を知っていくという描写が増え、最後の特攻がより感傷的になると感じました。

しずかちゃんとの交流が増えており、涙に反応した理由も深めており、ネジに書いたおまじないも最後に確実に砕け散ったのを子供にもわかりやすくしており、なるほどなーと感じさせてくれました。
・話の流れの区切り方が良い
旧作の頃からありましたが前半で海底探検、後半は海底人と鬼岩城の決戦というストーリー構成でわかりやすくなっています。

日常っぽさから危険に飛び込んでいく流れを丁寧に描いており、そこは特に変えずに作れており新旧共に楽しめました。
あとは海底人の住む環境が進化しており都市もそうなのですが牢屋も鉄板の扉からクラゲの牢屋になっており以来と進化しておりました。

イマイチだった点
・最初の海行く山行く問答が長い
新版は空き地から始まって4人の旅行どこ行くのかの言い合いから始まります。
一方、旧作では空き地の部分がカットされ直接ドラえもんに聞きに行くところから描写されます。

夏休みという描写を強調させたさを出すのがあったと思いますが海底人パートに時間を回しても良いのかなと思いました。
あと地味に行きたい場所がのび太が海→山へ行きたいと新旧で変更されています。(2対2の構図は変わらないです。)まあ泳げないのでここは良改変ですね。
・海底人の登場から海底鬼岩城までの流れが結構急である。
こちらは旧作から変わってない点ですが、海底及び地球の未来を子供達6人に任せるかー?という急展開が残っていたのが気がかりです。

一応、エル達が鬼岩城の兵士に襲われた時に助けたのを評価されてはいるし、作戦の付き添いでエルもいるというのもあるのですが、そこまで親交を深めている描写がなかったのが問題かなと思います。
まあ視聴者的には、ドラえもん達が立ち向かうのはよくあることなので、そこを掘り下げすぎても余計と言われかねないのが難しい塩梅。個人的には気になったかなと言ったところです。
総評
リメイクとしてはかなり良い出来栄え、と言ったところですね。旧作も面白い話の構成をしていましたが、良い感じに補足とビジュアルを加えていたと感じました。
来年は汽車の話ということで、もしかしたら銀河超特急のリメイクかも?楽しみですね。
